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飴と猫と飼い主と
『物事を一つ一つ悪い方向へ捉えすぎている。』
パソコンに打たれた文字を見る、二匹の猫人形。
男の子(多分)と女の子(おそらく)、猫耳がついている。
そして無表情。喋っているところを見た者はいないが、彼らは意思表示をする。
『何もかもにいちいち批判をまくし立てる人がいる。
そのくせそういう人に限って自分は何もしないものだ。
努力もせずに、ただのうのうと人の粗探しに時間と労力を注ぐ訳である――』
猫人形は、その文章を書いたであろう自分達の飼い主(持ち主?)を見る。
彼女はソファーに寝転がって、奇声を発している。
「ロンロンロンロン」
猫人形達は、何か考えるような仕草をする。どうやら飼い主の謎が増えたらしい。
飼い主は何も考えずに生きているわけではないらしい。
「ロン、ロン、ローロロロ」
しかし、どうしても何か真面目な事を考えているように見えないのも事実。猫人形は、考えるのを諦めた。
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第三段。これはいつ書いたのだろう…。
不思議ちゃんは書きやすい不思議。
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